岡山市中区にて外構エクステリアのご依頼を頂きました。
遣り方という位置出しから始まり、通りやレベルを確認しながら重機ですき取りしていきます。
すき取りが終わると一旦、点圧しその上に砕石を敷き込みさらに転圧。
それから型枠を組んでいきます。型枠組みも奥が深いです。今回は木製パネルを使用していますが鋼製パネルを使用する事もあります。
ここで並列３台分の大きなＹＫＫのカーポートを組み立てて新設していきました。
まずは支柱を独立基礎で根固めです。大型カーポートは組み立てが難しいです。
カーポートを設置し終わったら、その上に強度を保ち、尚且つひび割れ等を防ぐ為に、ワイヤーメッシュという金網を敷きます。
昔はD10やD13ミリの鉄筋を組んだものです。今はワイヤーメッシュが主流です。2マス程、重ね合わせると強度が落ちにくいと言われています。
コンクリートを打設する際にこのメッシが地面に密着するのもアウトです。必ず50ミリは浮かせ、コンクリートが周囲にまわり込んでこそ、強度が保たれます。
バイブレーターという微振動する機材で、打設する生コンの石が浮いたりバラつき（業界用語では巣）にならないように均等に敷き詰めていきます。
そしてそして通称 ”パシャパシャ” で砂利を沈めていきます。編み目になったコンクリート押さえの為の道具です。
金コテで表面を押さえ、一夜明けた土間の状態です。
コンクリートは時間が経てばたつ程、硬化していきます。そして伸縮性もあるという事も覚えておく必要があります。
表面が硬化したら型枠を撤去し、土を埋め戻していきます。
無事に完工となりました。
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